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2024.3.30 道場のすみっこから #18|他道場での修行——つながりがあるということ
本日は、信州大学少林寺拳法部の拳士が練習に参加してくれました。 大学が春休みで、三田市内のご実家に帰省中とのこと。 先日の本部大学合宿で、当道院の拳士とご縁があったそうです。 一緒に楽しく修練ができ、道院拳士のモチベーションもぐっと上がりました。 また夏休みにも、ぜひ一緒に修練したいですね。 少林寺拳法には「流派」がありません。 どこの道場に行っても、技・教え・資格ごとのカリキュラムは共通です。 だからこそ、他道場でもあたたかく迎え入れてもらえる。 これは、入門した道場でずっと修行している方には、なかなか実感しにくいかもしれませんが、実はとても大きなメリットです。 進学、就職、転勤、家庭の事情などで、修行を中断せざるを得ないこともあります。 私自身も、何年かぶりに道場へ戻ったとき、見覚えのある幹部拳士に「よっ、帰ってきたか」と声をかけてもらったことがあります。 また、新しい土地の道場に行ったときには、「○○先生のところにいたの?知ってるよ、よろしく」と迎えていただきました。 そして、どこに行っても——決して一人になることはありませんでした。...
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2024年3月30日読了時間: 2分


2024.2.10 道場のすみっこから #17|今年は、咲くか——山桜に込めた願い
2021年、昇級・昇段を果たした拳士たちの記念として、皆で山桜を植樹しました。 ところが、公園整備作業中の事故で、その桜は刈り取られてしまいました。 その後—— 東仲先生が、もう一度、同じ場所に山桜を植えてくださいました。 少し調べてみたところ、桜は植えてすぐに咲くものではないそうです。 開花までに数年かかることもあるとか。 桜は、一年のうち、ほんの10日ほどしか花をつけません。 夏の暑さ、冬の寒さにじっと耐え、ようやく咲いても、すぐに散ってしまう。 その姿は、どこか人の生き方にも似ているように思います。 今は、誰も見向きもしないこの山桜。 でも私は、こう思っています。 ——今年こそは、咲いてくれたらいいのに。 その一輪が、きっと誰かの心に届くと信じて。【道院長 石井】 #道場のすみっこから #山桜の願い #昇段記念 #静かな希望 #少林寺拳法 #三田南道院 #人生と桜 #咲くまでの時間 #東仲先生ありがとう #心の風景 この投稿に関する以前の記事です。(Facebookより)
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2024年2月12日読了時間: 1分


2024.1.27 道場のすみっこから #16|「月刊武道」の表紙絵から——龍の小太郎と、受け継がれるもの
今月号の『月刊武道』の表紙絵を見て、ふと昔読んだ童話のことを思い出しました。 「龍年の新年号」ということなのでしょう。 絵の解説を見ると、「信州に伝わる泉小太郎の伝説から」とありました。 ——へぇ、そういうことだったのか。 あれから半世紀も過ぎて、ようやく知りました。 気になって図書館で探してみたら、今でもその本がありました。 もちろん装丁は変わっていましたが、あの物語は、ちゃんと残っていました。 『龍の小太郎』 松谷みよ子さんによる名作です。 彼女は、日本各地に伝わる民話を「このままでは消えてしまう」と感じ、断片化された話を集めて、子どもたちに残そうとこの作品を書いたそうです。 その背景には、彼女自身の人生観や、当時の社会への思いも込められているようです。 物語は、北の湖に住むという龍を探す旅。 赤鬼、黒鬼、天狗様、雷様、千里の馬、にわとり長者、雪女… 太郎はさまざまな出会いと冒険を重ねながら成長していきます。 そして最後に、龍に願ったことは—— この物語には、少年少女に伝えたいものがたくさん詰まっています。 太陽の光や風の匂いに季節を感じ、
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2024年1月27日読了時間: 2分


2023.5.4 道場のすみっこから #15|少林寺拳法の歌(No.2)——替え歌文化
少林寺拳法の歌シリーズ第2弾。音楽が手軽でなかった時代、拳士たちは替え歌で絆を深めてきました。本部道院のキャンプファイヤー、「露営の歌」「同期の桜」などの替え歌、鎮魂行後の合唱—歌は修行の一部であり、熱い集団をつくる文化でした。三田南道院では、技術と心の成長、人とのつながりを大切にしています。
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2023年5月4日読了時間: 2分


2023.5.4 道場のすみっこから #14|少林寺拳法の歌(No.1)——歌に込められた精神
少林寺拳法の歌シリーズ第2弾。音楽が手軽でなかった時代、拳士たちは替え歌で絆を深めてきました。本部道院のキャンプファイヤー、「露営の歌」「同期の桜」などの替え歌、鎮魂行後の合唱—歌は修行の一部であり、熱い集団をつくる文化でした。三田南道院では、技術と心の成長、人とのつながりを大切にしています。
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2023年5月4日読了時間: 3分


2022.10.7 道場のすみっこから #13|大人になってもできないことだらけです
じじいになっても出来ないこと、いっぱいですが、出来ないことには素直に認め、出来るように頑張りたいと思います。
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2022年10月7日読了時間: 2分


2022.8.11 道場のすみっこから #12|多度津港で見せたいもの——映画『二十四の瞳』の記憶
戦争で夫・子供、教え子を亡くした大石先生は再び教壇に立ちます。年老いた大石先生は教え子たちに贈られた自転車で分教場に通います。雨合羽でぬかるみ道を通勤する姿。原作小説にはなかった場面ですが、戦争で荒廃した国を、再び教育を通して立て直そうという決意が見える。この時代、祖国復興に多くの人々が様々なところで尽力されました。「人つくりによる国づくり」も開祖だけではなかった。
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2022年8月11日読了時間: 2分


2022.8.5 道場のすみっこから #11|不撓不屈——不屈のMさんに学ぶ
どのようにしてその生活と、武道修練を両立させるのか。
どのようにモチベーションを維持するのか。
「昇段試験」をどう乗り越えるのか。乗り越えられるのか。
中高年拳士の昇段チャレンジは、十分「ドラマ」であります。
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2022年8月5日読了時間: 2分


2022.6.24 道場のすみっこから #10|拳士魂——自分に呼びかける声
拳士魂、平時にはさほど役には立ちませんが、迷ったとき、追い詰められたとき、頑張らなアカンときは、奥底から湧き出てきます。
sandaminami-doin
2022年6月24日読了時間: 2分


2022.6.21 道場のすみっこから #09|気づきにくいもの
気づきにくいもの~どなたも、他人が羨むような素晴らしいものを一つや二つは持っているはず
sandaminami-doin
2022年6月21日読了時間: 2分


2022.6.16 道場のすみっこから #08|振子突——基本に戻る勇気
自分ができていないところに気付くことこそ上達の証。出来ない技を出来ると思ったら、上達は止まります。
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2022年6月16日読了時間: 2分


2022.6.14 道場のすみっこから #07|「位置取り」は大切——学ぶ姿勢が見える場所へ
頑張っている一般拳士が多く、大変よい雰囲気です。何としても、目標を達成していただきたいです。
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2022年6月14日読了時間: 2分


2022.6.10 道場のすみっこから #06|本当の強さとは——姿三四郎の「蓮池の悟り」
姿三四郎はこの「本当の強さ」「生きることの意味」を蓮池に浸かって悟ります。
少林寺拳法だけでなく、武道の根底に流れている思想は同じものと思います。
今、中学校武道必修化といわれるのも、我が国独自の武道精神が非常に重要視されていることの裏返しなのでしょう。
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2022年6月10日読了時間: 2分


2022.6.1 道場のすみっこから #05|「未来への10カウント」——不撓不屈の精神を伝えるために
少し私事になりますが… 木曜の修練を終えて急いで帰宅し、風呂上がりに缶ビールをプシュッと開けて晩ごはん。 そんな時間に放送されていたのが、ドラマ『未来への10カウント』でした。 物語の舞台は、弱小ボクシング部を舞台にした青春ドラマ。 その部室に掲げられていた「不撓不屈」の横断幕が、ずっと気になっていました。 あれは、視聴者へのメッセージでもあったのかもしれません。 ちょうどこのドラマが始まった頃、道場では子どもたちと昇段特訓の真っ最中。 学科で 「本当の強さとは何か」を伝える際、「不撓不屈」は欠かせないキーワードでした。 「不撓」とは、しならないこと。 「不屈」とは、おれないこと。 つまり、失敗や挫折を経験しても、何度でも立ち上がること。 この精神なくして、修行の目的は達成できません。 武道に限らず、スポーツ、勉強、仕事、そして人生においても、とても大切な教えです。 「子どもには難しいから」と伝えることを諦めてしまえば、それまで。 だからこそ、あらゆる機会を使って、表現を工夫し、繰り返し、声に出して、励ましながら伝えていくことが大切だと感じていま
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2022年6月1日読了時間: 2分


2022.5.26 道場のすみっこから #04|「夕日」——技の違いと心の風景
昇段を目指して修練に励んでいる方に向けて、今日は私自身の体験をもとに少しお話ししたいと思います。 少林寺拳法を学んでいると、「先生によって技の説明が違う」「まったく逆のことを言われた」…そんな経験はありませんか? 実はこれ、少林寺拳法“あるある”なんです。 私は、技というものは「夕日」のようなものだと思っています。 私の故郷・多度津では、夕日は海に沈みます。 一方、神戸で育った方にとっては、夕日は山に沈むものかもしれません。 同じ太陽でも、見る場所や天候、見る人の心情によって、その姿はまったく違って見えるものです。 技も同じです。実施者の考え方やタイミング、身体の癖によって、まるで別の技のように見えることがあります。 また、団体での修練が基本とはいえ、指導の本質は「個別指導」。 右に振る癖のある拳士には「左へ」、動きが大きすぎる拳士には「小さく」…その人に合わせた指導がなされます。 だからこそ、今、目の前で教えてくださっている先生の技を「守」の技として、しっかりと受け止め、修練することが大切なのです。 ちなみに、私にとっての「最高の夕日」は、多度
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2022年5月26日読了時間: 2分


2022.5.21 道場のすみっこから #03|「山桜」——想いを受け継ぐということ
昨年の暮れ、心道会館の前に山桜の苗木を植えました。 その年に昇段した拳士を祝して、東仲先生が「記念に」と皆で植えたものでした。 小さな苗でしたが、先生はその後も修練の合間に足を止め、山桜の様子を気にかけておられました。 しかし先日、自治会の清掃作業中の事故により、その山桜が刈り取られてしまいました。 とても残念な出来事でしたが、それ以上に、先生のその想いが心に残りました。 「いつか花咲くことを信じて、静かに根を張る」——そんな姿勢が、まさに武道の精神そのものだと感じたのです。 山桜といえば、藤沢周平原作の映画『山桜』を思い出します。 厳しい冬に耐え、やがて花を咲かせる山桜の姿が、登場人物の心の変化と重なり合う、美しい作品です。 若い人には時代小説は少し遠いかもしれませんが、そこに描かれる「耐える強さ」「静かな優しさ」は、今の時代にも通じるものがあると思います。 武道は、武士道の精神文化に根ざした日本独自の道。 正義を愛し、人道を重んじ、礼儀を正し、故郷を愛し、相手を思いやる心を育むものです。 少林寺拳法もまた、その一つです。 この冬、山桜は再び植
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2022年5月21日読了時間: 2分


2022.5.12 道場のすみっこから #02|夢のポジション——有段者としての心構え
(新たに有段者になった方に伝えたいこと) 初段を目指して一生懸命修練していた頃は、 「何が何でも…」「石にかじりついてでも…」と、黒帯を手に入れたい一心だったと思います。 そして、昇格考試に合格し、黒帯を締めたときの喜びと感激。 あの瞬間の気持ちは、きっと一生の宝物になるでしょう。 でも、有段者になってからの修行は、また別の意味を持ちます。 漫然と続けていると、大切なことを見失ってしまうこともあります。 だからこそ、今このタイミングで、次のことをお伝えしたいと思います。 有段者として大切にしてほしいこと ① 自分のポジションに誇りを持つこと 有段者という立場に、誇りとプライドを持ってください。 それを声高に語る必要はありません。 静かに、でもしっかりと、自分の内側に大切に持っていてほしいのです。 ② そのポジションにふさわしい役割を果たすこと 初段になれば、級拳士の指導ができます。 これまで先輩方に教わってきたことを、そのまま伝えればいいのです。 “受け売り”で十分です。 もし指導に行き詰まったら、疑問が生まれたら、 もう一度、自分の指導者のも
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2022年5月12日読了時間: 2分


2022.4.23 道場のすみっこから #01|スポ小合同修練~楽しい修練を!
この日は、スポーツ少年団との合同修練。 昇段試験の学科項目「本当の強さとは」について、みんなで復習しました。 「己こそ己のよるべ」 「うぬぼれでない自信と勇気と行動力」 「不撓不屈の精神」—— 教科書的な説明はできても、それを本当の意味で理解してもらうのは、やはり難しいものです。 つい話がそれて、「起き上がり小法師(だるまさん)」や「嵩山少林寺」の話になってしまいました。 でも、子どもたちのキョトンとした表情を見て、 「えっ、この子たち、こういう話を聞いたことがないのか」と、私自身も少し驚きました。 禅宗の祖とされる達磨大師。 嵩山少林寺で九年にわたり面壁修行をしたという伝説。 その門弟たちが修めたとされる少林武術。 白衣殿の壁画や、寺にまつわる数々の逸話—— 昔、山門衆の先生方が、こうした話を面白おかしく法話してくださったことを思い出しました。 私にとって、当時の修行は、 「ワクワク、ウキウキ、ドキドキ、ハラハラ、ヒヤヒヤ」の連続でした。 だからこそ、今の少年たちにも、 “楽しい修行”を体験してほしい と、心から思います。【道院長 石井】 #道
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2022年4月23日読了時間: 2分
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