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2022.6.14 道場のすみっこから #07|「位置取り」は大切——学ぶ姿勢が見える場所へ

  • sandaminami-doin
  • 2022年6月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:7 日前

学生時代、教室で熱心な学生はたいてい最前列や中央付近に座っていたものです。 それは、先生の話がよく聞こえ、黒板も見やすく、集中しやすいから。 学ぶ姿勢が、自然と「位置取り」に表れていたのだと思います。


これは、拳法の修練においても同じです。 特に、目標を持って上達を目指すのであれば、修練時の「位置取り」はとても大切です。

指導を受けやすい場所、法話がよく聞こえる場所、技が見えやすい場所、動きやすい場所—— そうした場所に自ら進んで立つことが、修練の効率を高め、学びの質を深めてくれます。

前回の修練では、「級拳士の方は前列に」とお伝えしました。 また、移動稽古の際も、できるだけ先頭列に位置してもらいたいと思っています。


このことを思い出させてくれたのが、月刊『武道』に掲載されていた、弓道の林文夫先生の記事です(号数は失念しましたが…)。

弓道を始めて間もない頃、旧道場での的前稽古の際、五人並んで的場に入場し、ついた的が五番的でした。初心者の私は遠慮のつもりで一番端の五番的で稽古しました。 終了後、先生から「道場の稽古的前の稽古では初心者は一番的か二番的、必ず前の方の的で稽古しなさい。前の的は師範席からも近く、よく見てもらえるし、教えていただけますよ。」と指導されました。

この言葉には、学ぶ者の姿勢として大切なことが詰まっていると感じます。


当道院では、昇段を目指して努力している一般拳士が多く、非常に良い雰囲気です。 その努力が実を結ぶよう、最近は修練方法も少しずつ見直しています。

  • 基本修練の再構築

  • 技術修練の工夫

  • 高段者の法話の導入 など

「位置取り」もまた、修練の一部。 自ら進んで学びに向かう姿勢を、これからも大切にしていきたいと思います。【道院長 石井】


🎯 林文夫氏(令和元年度 武道功労賞・弓道) https://youtu.be/2t6x_KyDCw8

📷 写真出典:「毎日新聞 奉射事始祭:開運願い、矢を放つ 西宮神社/兵庫」




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