少林寺拳法の歌(No.2)——替え歌文化|道場のすみっこから #15
- sandaminami-doin
- 2023年5月4日
- 読了時間: 3分
更新日:1月19日
【2023年5月4日の記録】
▼ 前編:少林寺拳法の歌についてはこちら
虹色侍・ずまさん、松崎しげるさん、春日八郎さんなど、時代ごとに親しまれてきた少林寺拳法の歌を紹介しています。
今のように音楽が手軽に楽しめる時代になる前、少林寺拳法の世界には多くの“替え歌文化”がありました。 練習や合宿、仲間との時間を盛り上げるために、拳士たちが自然と歌を作り、歌い継いできたのです。
本部道院でのキャンプファイヤーの思い出
私事ではありますが、写真は本部道院でキャンプファイヤーを行った際に配られた歌詞カードです。 新本堂(青屋根の道場)が完成する1年前、まだ更地だった場所で行われたもので、今でも忘れられない思い出の一つです。
当時は、本部道院の鎮魂行の後に「少林寺拳法の歌」を合唱することもあり、歌は修行の一部として自然に存在していました。
わら半紙にガリ版刷り。 半世紀近く前のものなので変色していますが、そこには当時の熱気と仲間の絆が刻まれています。
替え歌文化が生んだ多彩な“拳士の歌”
当時は、さまざまな歌が替え歌として親しまれていました。
「少林寺の歌」〜「露営の歌」替え歌
「拳法小唄」〜「近大節」「日大節」替え歌
「拳法数え歌」〜「大学数え歌」替え歌
「同期の拳士」〜「同期の桜」替え歌
「拳士の歌」〜「男なら」替え歌
「少林寺の歌」〜「河の流れ」替え歌
「落日の譜」〜?
「馬賊の歌」〜戦前歌
「蒙古放浪歌」「狼の歌」など、山門衆の先生から教わった歌も多数
これらの歌は、ただの娯楽ではなく、拳士同士の心をつなぎ、士気を高める大切な役割を果たしていました。
歌がつくる“熱い集団”
歌には不思議な力があります。 心を落ち着かせ、励まし、勇気を与え、仲間との絆を深めてくれる。
特に、厳しい環境の中で「熱い集団」をつくり上げるためには、歌は欠かせない存在だったのかもしれません。
少林寺拳法が大切にしてきた“人づくり”の精神は、技だけでなく、こうした文化の中にも息づいています。
三田南道院でも大切にしていること
三田南道院では、技術の習得だけでなく、仲間とのつながりや心の成長を大切にしています。 昔の拳士たちが歌で絆を深めたように、今の時代にも「人と人が支え合う場」をつくり続けたいと思っています。
少林寺拳法に興味のある方、昔やっていて懐かしさを感じた方、子どもの習い事を探している方。 ぜひ一度、見学や体験にお越しください。 きっと、あなたにとっての“新しい思い出”が生まれるはずです。
【道院長 石井】
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